リアショックアブソーバー“TTX GP”
画期的なテクノロジーがモーターサイクルの能力を引き出し、最高に快適な乗り心地を提供します。
TTXはMotoGPマシンにも搭載されるオーリンズの誇るテクノロジー。現在、幅広いレースカテゴリーに対応しており国内外のレースシーンにおいて高い装着率を誇ります。
レーシングマシンに装着されるショックアブソーバーは、キャビテーション(オイルの中で泡立ちが発生し、本来の減衰力が発揮できない現象)、フリクション(減衰力以外の抵抗)、伸び側と圧側での減衰力調整の干渉といった問題を抱えていました。これに対しTTXテクノロジーはオイルが還流する構造を採用することでキャビテーション問題を一気に解決、かつフリクションを低減させる特徴を持っています。さらに伸び側と圧側とで独立したオイル通路を設定し、それぞれに減衰力調整機構を搭載することで、互いの減衰力特性に干渉しないセッティングを実現しています。
究極とも言えるTTXテクノロジーは最高峰で戦うライダーの厳しいセットアップリクエストに対し、現場で素早く正確に対応できます。そして常に最高のパフォーマンスを獲得するために、ピストンサイズやボディー形状・減衰力調整機構の進化を続けています。オーリンズが誇る最高峰サスペンションテクノロジーの結晶、それがTTXです。
MotoGP直系の新型バルブ
TTX GPの名のとおり、リバウンド・コンプレッション減衰機能の完全分離とキャビテーションリスクからの解放を実現するTTXテクノロジーに直近2013年シーズンのMoto GPで使用されていた減衰力調整機構をいち早く搭載した最新のハイエンドモデルです。
TTX GPショックアブソーバーの主な特徴・メリット
- TTXテクノロジー
- よりワイドに、さらに正確さを増したワークス直系減衰力アジャスター。
- ライダーの感性にマッチした、より進化したフロー制御を行う新ニードルバルブ。
- ロードインフォメーションを正確にライダーに伝える新開発ソリッド・メインピストン。
- 車高調整機構搭載(一部モデルを除く)
- モデルにより3種類のスプリングプリロード調整機構